大船渡ご報告

6月5日に行われた大船渡復興チンドン祭りに初参加してきました。

距離は遠くとも、飛行機で県営名古屋空港より1時間強で花巻空港。そこから大船渡まで車で1時間半。アッと言う間に三陸大船渡。

行きは座長の鈴木さんがお出迎え。陸前高田の奇跡の一本松経由で碁石海岸観光(昼食)。宿泊先の碁石ホテルで、楽器を受け取り、本会場のリアスホールに到着したのは午後1時。まだほとんどのグループが到着していないので、先に舞台監督・司会者(小田えつこさん)と打ち合わせ、小田えつこさんとは電話の打ち合わせで話しただけであるが、思った通りの美人で話しやすい御仁。主人の舞台監督とともに打ち合わせ、後、時間があったので最初から通しで舞台でリハーサルをさせていただいた。一度当日と同じところで同じ演技をさせていただけば、非常に気分も楽になる。メンバー一同本番さながらの気の入れよう。

午後3時にはプロ交えほとんどのメンバーが全国から到着したので、全員により舞台監督による説明会。

その後、入場とフィナーレのリハーサル。舞台監督・司会者から何度もダメだしされながらのリハーサルは初めての経験のため、入場料1,000円もいただいての興業はやはり違うと感心。

その後、我々の宿泊するホテルで関係者と出場者の懇親会。

我らのチームもしっかり指名を受け、舞台の上で天王左近氏のカラオケを披露させていただいた。

 

翌朝は8時集合で迎いのマイクロバスでホテルを出発。化粧等はホテルですます。

着いたら早速最終のリハーサル。そしてオープニングへ。やはり本番を違う。昨日のリハーサルをすべて修正してくるあたりプロ中心の興業だ。お客の入りは1,100人は入れる会場が満員。ほとんどジジババ。

我々は9番目の出場。一チームに1人のアテンドが付くので、そのアテンドさんが楽屋に迎えにくるまで、その周辺(ホールの外)で楽器練習。11時40分ごろアテンドさんが迎えに来たのでさあ出陣。

舞台のそでで待つこと20分。緊張感も高まる。メンバーも体全体から緊張感がほとばしっている。

番が回り、司会者よりコール。我々は寸劇のみの変則バージョン。太鼓の合図で、サア始まった寸劇”岸壁の母”。緊張はしているがお客さんの笑い、拍手とともにメンバーのボルテージも最高。これだけ暖かい観客も浜名湖以来。途中で細かいミスはあるものの、私は来たかいがあったと確信できる演技であったと思う。まだまだ練習の余地は際限なくあるが、一歩一歩階段を上るようにこれからも精進していきたい。

20分後は外の特設ステージで9分の興業。これは我々は口上とチンドンメロディーで乗り切った。少々観客は少な目。後、食事をとり、帰りの準備をし、楽器を梱包し事務局へ受け渡し、午後2時半ごろ豊田の絆さんとともに花巻に送迎していただいた。絆さんは空港へ、我々は今夜宿泊する花巻温泉まで。

最後まで真心がこもったアテンドでスタッフも素晴らしかった。気分よく帰着できた。

2016年06月08日