10年目の反省

10年間が早かったか、遅かったか・・どう感じるかメンバー各々によって違うと思う。

が、ここまで続けてきたのは事実!

 

メンバーも途中での出入りがあったが、スタート時のメンバーは全て残っている。

よって残るメンバーは高齢者ばかり(楽士リニューアル新人T氏除く)で将来的には・・・・何年できるだろうか・・意志が合っても体力が・・・。

 

そこで、新人T氏を育て上げるのは急務であるが・・・。

ベテラン各氏の意識変革もこれからも(活動)継続していくためには重要な要素!

 

この点も昨日の練習前ミーティングでは口をすっぱくして再度メンバーに問うた

 

1,まず、一番重要なことは、お客を楽しませるのが一番の目的で、チンドン屋にとって当たり前、我々の存在意義も、これをもってなしている。

自分たちの楽しみでやるのは、この次にして欲しい!

 

2、現在我がチームは管楽器4本で、楽士が中心の集団である。

スタート当初はこれが自慢のチンドン屋であった。が、音楽経験者が居ない素人集団では、これがどんなに大変だったことか。経験年数を重ねれば重ねるほどわかってきた。

一言で言うと音が合わない(今でも、解消すべく色んな練習方法を取り入れ努力はしているが)。

10年目の現実的な方針としては、一人楽士としてメンバーが独立して努力していくことである。

この意識があれば、おのずと解消していけると思う。

 

3,メンバーの年齢を考えればフルメンバーで活動できるのはそう長くはない。

よって、チンドン屋として形にできる最低人数の2人でも依頼に答えるように、打楽器しか、菅楽器しかできないでは通用しない。オールラウンダーを各自がめざさなければならない。

 

4、メンバーお互いに”傷を舐めあう”組織から、お互いを”叱咤激励”し合う組織へ。

今まではお互いに忖度しあい、言いたいことも言わない仲良し組織であったが、

これも、新人T氏のお陰もあり、練習中で、指摘し合えるムードが醸成されてきた。

”こんちくしょう”と思っても、人間関係にヒビが入らない組織になってきた。

 

こんな方針を再度確認して、メンバー全員の了承を得ました。

死ぬまでハードラーでいなければならない。

現状維持という安易な言葉はない。その意識になった時点で、衰退はスタートする!

 

2021年11月11日