私のトランペット遷史 その2

チンドンの全盛期?を飾った器

ヴィンセント・バック(VINCENT・BACH) B♭トランペット 180ML37SP(made in USA)』

これをチンドンデビューからノリノリのほんもの屋の全盛期において使用してきました。

 

購入動機は超単純・短絡。例の楽器屋の店主兼トランペット師匠のF氏がそろそろ本格的なモノを買ったらと勧められたのがその理由。まだチンドンデビュー3年前で、やっと音出しが定着してきたまだまだの状態!人前での演奏は夢の夢。実力的には全く不相応!

でも、F師匠もボランティアで教えてくれているし・・・・。楽器屋の利益にたまには貢献しなくてはとの思いだけ、そんな理由で、300,000円位した、実力不相応な楽器を手にして、「夜空のトランペット」をニニロッソのような音色で演奏できることを目標に(2009.12)新たにスタートしました。

 

実力不相応な楽器を手にして、チンドンデビュー前にも、宴会や、歓送迎会で積極的に「やらして~」と幹事にお願いして、人前で演奏しましたが、途中から全く音も出ず、大恥かき放題(ようやったわ・この時からチンドン精神で突撃)、そんな経験をしながらで何とかチンドン曲だけは演奏できるようになりデビュー(2012.10)を飾ったのもこの器でした。

その後、途中でプラスティックトランペットも使いましたが、それは「遷史その3」で記載します。

 

2017年3月に4代目を購入するまで、ボロボロになるまで使い倒しました。主の不注意により何回もブツケ、落とし、傷付きながらもチームのリード楽器として頑張ってくれました。2019年に完全に引退し、今では主の横で静かに眠っています。

2021年08月24日