続・金色夜叉初演
色々ありましたが、構想から約4か月やっと初演にこぎつけました。世間もコロナウィウルスによる自粛ムードのある中、興行の依頼をしていただき感謝に堪えません。(ウィルスの問題は多分に政治的な問題を含んでいますので、当ブログでは私の意見は述べません)
最終的には初演1日前に2時間も練習することになりました。一幕のお宮と貫一の揉み合うシーンがしっくりこず、こちらの満足するものとはほど遠かったので、「このままではお客様に見せるのは失礼」とメンバーの意思が一致し、1日前の直前練習(演出の確認)となったわけです。
セリフを言うのはそれなりの感情が込めれるのですが、意思を態度で表現するのがこれほど難しいと思いませんでした。
演出を担当する私も、配役本人もわからず途方に暮れている時もありましたが、今回演出を手伝ってくれたシンシアのお陰で何とか徐々に形になっていき、初演(第二幕)に何とか間に合ったのではないかと思います。
今回色々機材を使いましたので、その取扱いも特別な神経も使いながら、予期せぬトラブルも反省点もあり、いつものように場を重ねるごとに満点に近づいていきたいと思っております。