新寸劇(続・金色夜叉)進捗状況

クランクインして1か月余たちました。セリフの読み合わせからスタートして、今ではやっとオープニングのダンスとエンディングのダンスの振付とフォーメーションが先日完成しました。

実はこの部分が私の悩みの種で、だいぶん当初からこの部分で停滞するだろうなと予想してたとは言え、イメージは浮かぶものの、具体的な振付・構成に落としこみするのは至難の技です。全く私は他人が踊るダンスの振付には経験もなく、自分がアドリブで踊る分には普段からちょくちょく興行の中でやっていましたが、集団で踊る人のダンスを作り上げるものがこんなに大変なものとは思いませんでした。

理想ばかり高くなり、中国舞踊(奇術?)の変面のような踊りを作り上げようと考えていた時もありました。そして、次にはそんな理想をひとまず引っ込めNHKの「うたコン」のバックで乃木坂46等が踊る簡易的なものでもいいじゃないとのアドバイスで「うたコン」のyoutube見ながらイメージしていましたが、具体的なイメージには落とせず、遂に、メンバーのシンシアに「助けと」ラインしました。2つ返事で明日行きますとの返事をいただきほぼ1時間半の合議とシュミレーションで完成しました。

こんなシンプルな形でもいいんだ、こんなつくり込みでいいんだと目からうろこが落ちました(完成品は劇の中で披露しますのでしばしお待ちを)。

高齢者のオヤジが踊るので、複雑な振りでは無理と分かっていても、少しでもいいものをとの固い頭を溶解してくれたシンシアに感謝です。その功をかって、今後もプロデューサー補佐として演出にも助言・指導をお願いしました。

若い人の視点が入ることで、古い時代の劇ですが、今回は若い香もなびくような劇が完成するかもしれません。

とりあえずは3月中旬以降のお披露目を目指して後2か月、メンバーでかんかんがくがく議論をしながら今までにない寸劇の完成をめざします。

2020年01月17日