2020年寸劇脚本完成!
来年度は、ほんもの屋の集大成としての寸劇を構想していた。7月くらいから新女優を募集していたが、たがわず。適当な人がおらず、時が過ぎるばかり。女優とは大げさすぎたか?寸劇の主演配役で女性と言うだけではあるが。募集要件のハードルも高かったようである。それはそれとして・・・・。
去る、9月の下旬ある興行先で寸劇「金色夜叉」を演じての終了後、「お宮と貫一はその後どうなったのだろうね」と見ていただいた関係者がお話していた。
よし、これは面白い。「金色夜叉」は我々の寸劇テーマの中でも、youtubeでの視聴回数はダントツである。今年2度目の挑戦であったが、今年の目玉であった、女性版貫一がメンバーを離れ、過去の配役で再出発し色々と大変だったこともあるが、この「金色夜叉は」安定的な受けが見込まれる。「その後は・・・・・どうなる」と聞いた時、よし来年はそれでいこうと、メンバーの誰にも言わないものの頭の中ではその構想がスタートしていた。
知っての通り、金色夜叉(お宮と貫一)は熱海での別れのシーンが定石。youtubeで検索しても掲載動画は100%この場面。じゃ挑戦してみよう!
尾崎紅葉の原作「金色夜叉」の本を読むことからスタート。上・下、続、続々、新続、延々と続くが最後がない。原作者尾崎紅葉は30代で金色夜叉を完成までこげつけず亡くなった。そんな最後がない延々続く、読みづらい文語体の本。でも、寸劇で切る取るのであったらどのシーンが良いか。考えながら読み続け、登場人物が複雑に入り組む原作とは多少違うが、何とかシンプルな脚本を完成させた。今回はそう意味ではほぼ?原作に忠実な「完全オリジナル脚本」である。この本を読破した人も納得してもらえるような内容になったと思う。
又、テーマ曲はこの歌を聞いた時から目をつけていた、美空ひばりをAIを利用して再現して作った楽曲「あれから」。全くこの曲とベストマッチングすると思う。登場と終幕に、ほんもの屋ダンサーズによる踊りもある。さあ、これからは配役の人選からスタート。ほんもの屋満7年の集大成としてがんばります!
脚本はとりあえず公開しませんのでご了承ください。
構想1か月半新寸劇のテーマは「続・金色夜叉・あれから」