拍子について

音程(ピッチ)を正確に演奏するだけで精いっぱい。拍子(リズム)なんてとてもとても意識する余裕なし。こんな状況でついこないだまでやってきたのがわがチームの偽らざる現状(多分楽器初めての創立メンバー皆そうである思う)。

だが、私は打楽器も触るようになってきてから、意識するもなしも理屈もへったくれもなく、「2拍子、4拍子はこう。3拍子はこんな調子で叩けば音は鳴る」と、こんな調子で打楽器には取り組んできた。音符の長さは全く頭に無し。これは管楽器を演奏する時からの私のスタンス。多分楽譜が完全に読めなくとも、実際の音楽を聴いて曲を覚えれば、自動的に拍子は意識しなくともクリアー?されていたのだろう。しかし、私は以前からこんな単調なチンドン太鼓の叩き方でいいのだろうか、もう少しテクニカルに叩けたら気持ちいいだろうなと思いつつ、その努力を怠り現在に至った(ただ気持ちよく自己満足だけで叩いていた)。

しかし、チームのチンドン技術のレベルアップ年間として今年を位置付けているため、打楽器パートチームと意思疎通をし(私は通常は楽士)、それをもってレベルアップの一助とすることで、今テンポを合わせることを一丸となって第一優先で取り組んでいる。

その中で当然拍子(リズム理論)が避けて通れなくなってきた。何分の何拍子のリズムの取り方は、連符のリズムを習得するには、様々な課題が山積みしている。私の脳内はそれだけやる必要ある?と拒否しているが、もう、ここまでくるとそのハードルは避けては通れない。メンバーのうち一人くらいは理屈も知っていないと各パート同志はまとまらない。

音楽から入っている(経験者)他チームから見ると、何を今頃と笑われそうであるが、それが7年目に入っているわがチームの現状である。頭痛いが何かワクワクもする。変な老人(達)である。

2019年06月06日