ポータブル拡声器(カラオケ機)
最近、日曜興業は少人数(最低1人)でもパフォーマンスできるように、携帯のカラオケ機能付きのポータブル拡声器を身に着け興業をしている。時には拡声器、時にはカラオケ機、の両刀の優れものである。たとえば打楽器がなくてもそれがその代りをしてくれて何とか形になる。
チンドンとしては一人だけ(楽士だけ)の形態は確かに片手落ちであると思うのだが、「人を喜ばせる一つの芸」と考えれば、公園に来る人は結構喜んでいただける。
そして、もう一つの副産物は、その曲の正しいリズムを学習できる。
互いに正しいリズムを共有していない打楽器奏者と演奏していると、音程としては正しくとも、適当なリズムで、我流に演奏してしまうのが私の形(悪い癖)。それがカラオケ機と同調してやろうとすると、向こうは合わせてくれないので、こちらが意識してやらなければドンドンずれて行ってしまう。そのおかげで自分の悪い癖を徐々に修正しながら練習をし直している。
個性が亡くなる副作用もあるのですべての曲をそれでやろうとも思わない。
とりあえず、皆がお馴染みのアニメ曲は、正しいリズムに修正していきたいと思っている。