個人芸について
今年も後3週間ほどになりました。今年の12月は20日過ぎの興業はなく(定期興業は除く)、チンドンの個人芸について考える余裕があります。確か今年はメンバーも多彩になり、かつメンバーの技量も年毎に上がっており、興業のプログラムを組むことが楽になってきました。スタート当初は30分のプログラムが限界でありましたが、今では1時間でも組むことができます。
その中でキーとなるのが、個人芸の役割です。当初はソロコーナーと言って楽士によるソロ演奏が中心でしたが、今ではメンバーの芸域の広がりから、ソロ演奏ばかりではなく、+アルファーを組み合わせ”個人芸”と言う領域に入りつつあります。
当チームにおいてもその方向性でもってより一層芸域を広げていきたいと思っております。
私事ですが、管楽器+打楽器+踊り+歌の4種混合を一つの楽曲で組み合わせて披露する実験を今年の後半から入れておりますが、まだまだ改良の余地もあり、お客様の反応をリサーチしながら、より完成度の高いものへともっていけばと思っております。
自己満足もモティベーションを保つために必要ですが、やはり聴衆に喜んで頂ける芸を持つかどうかがこの先長く継続してこのチームを維持していけるかどうかのキーになると思います。