60%演奏をこころがけるのだが・・・・・

今週末の3日連続興業を前にして、演奏法も考えなければならない場面も多くなる。短時間(30分くらい)を大人数で演奏する場合はよいのだが、例えば3人くらいの少人数で楽士は1人だけとか、長時間の演奏を予定された場合ペース配分が非常に重要となる。終盤戦にくたびれてグダグダでも音が出ていればいいのだが、その音も演奏途中で途切れる場合がある。大勢で合奏している場合は誤魔化せるが一人楽士の場合は致命傷である。よって最近は60パーセントから70パーセントの負荷(マウスピースから息を吹き込んで音が出る分岐点を60%として)での演奏を心がけている(のだがなかなかできていない)。ついつい気持ちが先行し、又は音がでないとの恐怖感からか90パーセント以上の力で演奏してしまい、もう終盤はグタグタ。との結果になる場合が多かった。

所詮は長時間演奏し続ける楽器ではないと理解しているものの、全体をリードしなければとの使命感と終わった後の達成感を求めてオーバーワークしてしまうのである。今年になってから楽士も増え、楽してもらえる場面もでてきたが、今後1人楽士で出演しなければならない場面もあると思うので、常日頃から60パーセント強の負荷で音を出せる感覚を身に着ける演奏法を求め続けていかなければならない。

2017年09月14日